2020年6月24日に発表されたNature Remo 3を買ってみたのでレビューします!
結論からいうと、センサー精度や設定の簡単さは大満足です。
特に人感センサーは精度が高くて驚きました!
ただ、1つ前のNature Remoを持っている方は買い換える必要はないかもしれないですね。
そこらへんも含めて正直なレビューを書きました。
この記事はこんな方におすすめです。
- Nature Remo 3について知りたい
- これまでのNature Remoシリーズとの違いが気になる
- Nature Remo 3を買うべきか迷ってる
ちなみに私はこれまでNature Remo miniを使ってました。
Nature Remo 3レビュー

まずは届いた箱と内容物です。
箱も中身も非常にシンプルです。


大きさとNature Remo 3で使えるオートメーションは以下です。バタフライボード2にのせてみました。

大きさは7cmなので大きくないです。
そしてめちゃめちゃ軽いです。
Nature Remoの背面には壁掛け用の穴があります。置き場所にも困らなそうですね。

購入後の設定はNature Remoアプリから簡単にできます。
入力したのはWi-Fiのパスワードだけです。
さらに今回は今まで使っていたNature Remoシリーズからデータ移行ができるので、設定していた機器を引き継ぐことが可能です。
設定は想像以上に簡単で驚きました。
公式サイトの説明も画像付きでとても親切です。

設定で迷うことはなさそうですね!
Nature Remo 3は何が変わった?

Nature Remo 3も基本的にできることは前バージョンのNature Remoと変わらないです。
できることは以下の通りです。
- 赤外線リモコンの変わりに信号を発信(スマートリモコン)
- 4つの内蔵センサー+GPS・タイマーを使ったオートメーション
- BLE(Bluetooth Low Energy)デバイス操作
スマートリモコンとしての機能については以前の記事に詳しく書いてます。
これまでのNature Remoとの大きな違いはBLEに対応したということです。
BLEに対応したことで設定が簡単になったり、赤外線ではなくBLE接続のみのデバイスとの連携が可能になります。
ただし、BLEについては今のところ対応デバイスがmornin’ plusのみです。
なので、BLE対応によるメリットは今のところそこまで大きくないと考えています。
一応、BLE対応デバイスは増やす予定らしいです。

今後のアップデートが楽しみです
内蔵センサーについては以下4つで前バージョンと同じです。
- 温度センサー
- 湿度センサー
- 照度センサー
- 人感センサー
ただし、センサー精度は向上しているようで、以前より細かく設定ができるようになっています。
特に人感センサーは「人感センサー反応あり」をトリガーとして選べるようになり、以前よりかなり使いやすくなっています。
人感センサーを試してみた

やはり気になるのは人感センサー!
ということでテレビのリモコンを設定してみました。
設定はスマホアプリから簡単にできます。

オートメーションからトリガーに「人感センサー反応あり」を選びます。
これでセンサーに反応があった場合に動作を実行できるようになります。
次に人感センサーの設定とセンサーに反応があった場合の動作を指定します。

今回の動作はテレビの電源にしました。
センサーに反応があるとテレビの電源がオンになります。
置いた場所は机の上です。
実験の結果、平面に置いて目の前を歩いても反応したりしなかったりでした。
説明によると、センサーはNature Remo 3の上部から情報を取得するらしいので、地面と平行に置いてもあまり精度は上がらないかもです。
実際、上部に手をかざすとすぐに反応がありました。
なので、人感センサーを使う場合は壁掛けにした方がよさそうです。
Nature Remo 3に手をかざしたときのレスポンスの早さと精度はかなりよかったです。
Nature Remo 3とNature Remo miniとの違い

今まで使っていたNature Remo miniとの違いを比較してみました。
情報は公式サイトを参考にしました(2020/8/16時点)。
Nature Remo 3 | Nature Remo mini | |
値段 | 9,980 (税込) | 6,480 (税込) |
センサー | ・温度センサー ・湿度センサー ・照度センサー ・人感センサー | ・温度センサー |
BLE | あり | なし |
やはり大きな違いはセンサーの数とBLEです。
値段の違いは機能面の差を考えると妥当に思います。
また、購入後の設定もNature Remo 3の方が簡単という違いがあります。
Nature Remo 3は買うべきか

Nature Remo 3はこれまでNature RemoやNature Remo miniを持っていなくて、人感センサーやBLEに魅力に感じる人は買うべきです。
理由は以下の通りです。
- スマートリモコンとしての機能がピカイチ
- 設定が他のNature Remoシリーズより簡単
- センサー精度が高い
- BLE対応デバイスの増加に期待できる
基本的にNature Remoシリーズ内で比較すると一番高機能です。
あとはNature Remo miniで十分かどうかです(意外と重要)。
例えば、miniとの違いの一つである人感センサーや照度センサーは、Nature Remoと部屋の照明が連携できないとあまり使いどころがありません。
逆に人感センサーや照度センサーが欲しいという人はNature Remo 3一択です。
すでにNature Remoを持っている人は、これまで紹介したアップデート内容と自身の用途をよく考える必要がありそうです。
というのも機能的な違いが前作と比較して少ないので、前作との差を埋めるだけの利便性がNature Remo 3の買い換えで得られるかはかなり人によるからです。

人感センサーの反応ありトリガーやBLE部分がポイントですね
Nature Remo 3を使った感想
設定の簡易さやセンサー精度は期待以上でした!
また、私の場合これまで使っていたNature Remo miniよりセンサーが多い分いろんな使い道を考えられて楽しいです。
今までスマートリモコンを持っていない方には素直におすすめできます。
ただ、少し残念なのはNature Remo 3のセンサーで利便性が上がるパターンのほとんどが照明のオートメーションになることです。
自宅の照明は壁のスイッチでしか操作できないので、照明のオートメーションをするにはNature Remoではなくswitchbotを使う必要があります。
Switchbotと連携できるとより嬉しいです。