
照明もスマートスピーカーで操作したいけど、リモコンがないタイプなんだよなぁ
照明がAlexa(アレクサ)やGoogle Home Mini(グーグルホームミニ)で操作できるタイプじゃないという方は多いのではないでしょうか。
最近はNature Remoなどのスマートリモコンを使えば、スマートスピーカーと連携できるものが多いです。
しかし、リモコンがない照明の場合は基本的にスマートスピーカー と連携できません。
リモコンありの照明に取り替えられると良いのですが、賃貸だと備え付けの設備の交換はめんどうです。
本記事では上記のような悩みを解決するSwitchBot(スイッチボット)のレビューを行います!
Switchbot(スイッチボット)とは

SwichBotとはボタンを押してくれるデバイスです。
携帯やスマートスピーカーを利用してSwitchBotに部屋や家電のスイッチを押させることができます。
価格はサイトによって異なりますが、Amazon SwitchBot スイッチボットだと3,580円(※ 2021年5月時点)でした。

ボタンを押してくれるデバイスの何が嬉しいかというと、ワイヤレス操作できない家電や、壁スイッチを使う照明をスマホやスマートスピーカー から操作できることです。
具体的なできることは事項で紹介します。
SwitchBot(スイッチボット)でできること

SwitchBotでできることは前述のようにスイッチを押すことです。
利用シーンの動画が下記にあるので動作イメージの参考になると思います。

スイッチを押すだけってことは、オンオフを切り替えるには2つ必要ってこと?
実は、SwitchBotはスイッチを押すだけでなく引くこともできます!
SwitchBotを購入するとスイッチを引き上げるためのパーツが付属してます。引き上げパーツを使えば、スイッチを押した後に引き上げてスイッチのオンオフが1つのSwitchBot
で可能になります。
ちなみに押す力はそこそこ強いので力が弱くて押せないということはおそらくないです。
SwitchBotいろいろな使い方

SwitchBotの使い方には以下があります。
- スマホアプリから操作
- タイマー機能で自動起動
- Bluetooth Open API
- ※ スマートスピーカー(Google Home、Amazon Alexa、Siriショートカット)
- ※ IFTTT
※ SwitchBotハブが別途必要
SwitchBot単体だと最初の3つのみですが、SwitchBot hub mini
かSwitchBot hub plusと組み合わせることでスマートスピーカーやIFTTTと連携させることができます。
スマホアプリの操作画面は以下のようになっています。

初見でも使いやすいアプリでした。
SwitchBotハブミニは個人的に必須です。理由はGoogle Homeから使った方が便利だからです。
具体的な理由は以降で述べます。
SwitchBot レビュー
実際に購入して使ってみたのでレビューしていきます。
私は壁の照明スイッチにSwitchBotを利用してます。こんな感じで動きます。
上から見るとこうなってます。

スイッチとの接着面がかなり狭いですが、ちゃんと張り付いてます。壁の間のダンボールは高さ調節のために挟んでます。SwitchBotの両面テープにダンボールも固定すれば壁紙に貼り付けなくても大丈夫です。
取り付けの際は、両面テープの貼り付け前にスイッチのオンオフがちゃんとできるか確かめたほうがいいです。
とくにオフの方は付属のプレートを貼り付ける位置が難しいです。
遠すぎると引き上げ時にプレートが剥がれるし、近すぎるとスイッチが持ち上がらないです。うちのスイッチの場合は、プレートの上をSwitchBotが押すくらいの距離につけるとうまくいきました。
SwitchBot付属の両面テープはかなり強力です。壁紙などに貼り付けてしまうと間違いなく壁紙が剥がれます!
とくに賃貸の方は貼り付け場所に要注意です。安全に剥がせる場所に取り付けましょう。
操作はSwitchBot hub miniとGoogle Home Miniを連携させているので、Google Homeアプリから行っています。
次に私がなぜSwitchBotの購入したのか説明します。
SwitchBotの購入理由

SwitchBotの購入理由は、自宅の完全スマートホーム化を行いたかったからです。すべての操作を自動化して楽な生活をしたい!という怠け者スタイルです笑
完全スマートホーム化を目指すにあたって障害となっていたのが照明でした。自宅の照明は壁のスイッチからオンオフを行うタイプだったので、スマートリモコンを使った操作ができません。

照明を取り替えれば良いのですが、自宅は賃貸なので備え付けの照明を変える場合は大家さんの許可が必要になります。
仮に許可が出ても退去するときに、自分で買った照明を置いていくか、もともとの照明に戻す必要があります。それはさすがにめんどうです。
SwitchBotなら照明の取り替えをせずにスイッチのオンオフができます。さらに照明以外の家電にも使えて、完全スマートホーム化の野望に欠かせません。
SwitchBotのメリット

スイッチボットのメリットは以下の3つです。
- スマートホーム非対応の家電や設備をスマート化できる
- 小型で邪魔にならない
- 操作方法が豊富で使いやすい
それぞれ説明します。
スマートホーム非対応の家電や設備をスマート化できる
SwitchBotは、既存の家電や設備をスマートホーム対応に変えられるというのが1番のメリットです。
家電や自宅の設備を取り替えはお金もかかるし、賃貸の場合はそもそもできないパターンあります。もともとあるものを少額かつ少ない労力でスマートホーム対応にできるので、スマートホームにしたいけど悩んでる人にぴったりだと思います。
小型で邪魔にならない
SwitchBotは思ってたよりかなり小さいです。

大きさはiPadのACアダプタとだいたい同じです。
小型なので取り付けても見た目があまり気にならないです。また、取り付け場所の選択肢も増えるので小型だとありがたいです。
操作方法が豊富で使いやすい
スマホアプリからスイッチのオンオフを切り替えたり、SwitchBot hub miniを利用してGoogle Home Mini から声で操作したりと、その時々で使いやすい方法を選べます。
以下はGoogle Homeアプリの画面です。こんな感じで連携先のアプリからも簡単に使えます。

私の場合は、Google HomeアプリのルーティンにSwitchBotを登録してるので、「OK Googleただいま」や「OK Googleおやすみ」と言うだけで部屋の電気を消してくれます。

正直、めちゃめちゃ便利です!!
移動しながらや布団に入ってからでも電気を消せるので快適です。
さらに最近は、Google Homeアプリではスケジュール機能もあるので朝の起床時間に合わせてリビングの電気が点灯するようにしています。
もはやルーティン動作は声で操作するのすらめんどうになってます笑
SwitchBotのデメリット

一応デメリットもあげておきます。
- Nature Remoと連携できない
- 両面テープが扱いづらい
Nature Remoと連携できない
SwitchBotをGoogle Homeなどと連携させるにはSwitchBotハブミニまたはSwitchBot ハブプラスが必要です。
SwitchBotハブとNature Remoは同じスマートリモコンです。2つは必要ないです。
自宅にもともとNature RemoがあったのでNature RemoからSwitchBotを操作できたらよかったんですけどね。
もしNature Remoを持っていない方なら、SwitchBotハブとNature Remoどちらを買うかしっかり検討したほうがいいです。SwitchBotを使いたいならSwitchBotハブの方が無難でしょう。
ちなみに2つあっても困ることはありません。私は設定のやり直しをやりたくないので、Nature Remoもこれまで通り使ってます。
コンセントが1つ余分に埋まってしまうのが微妙なところです。
両面テープが扱いづらい
SwitchBotの両面テープは強力なので貼る場所に注意しないといけません。私はあらかじめネットで両面テープに関する記事を見ていたので、貼る前に位置の調整を入念に行いました。
実際は、押すときの位置調整はそんなに難しくないです。問題は引き上げるためのプレートの貼り付けです。
引き上げの調整は実際に貼ってみないとわからないですね。私はプレートの貼り付けは何回も失敗した末にできました。
両面テープは貼り付け直後だと比較的簡単に剥がれます。粘着力が落ちそうだと思ってましたが、貼り付けから3日ほどたっても剥がれずに使えてます。
仮に両面テープを1つダメにしても予備が同封されてるので大丈夫です。
まとめ
本記事のポイントをまとめました。
- SwitchBotはスマートホーム非対応のものでも遠隔操作で使えるようにしてくれる(賃貸でも大丈夫!)
- アプリから楽々操作。Google Homeからの操作も便利(SwitchBot ハブが必要)
- 貼り付けは慎重にやる
個人的にSwitchBotのことをもっと早く知りたかったです。適用するデバイスに依存がないので、活用の幅が広いです。
あと2、3個買い足して換気扇とか空気清浄機のボタンにも取り付けようか悩んでます。