テレワーク集中できてますか?
自宅で仕事をすると集中するのが難しいですよね。周囲に働き方を注意する人もなく、会社に比べて悪い誘惑も多いです。
私も1年近くテレワークを行い、どうしても集中できない、だらけてしまう時がありました。
しかし、上司がみてないとはいえ、仕事の生産性が落ちるといずれ痛い目に合うのは明らかです。
そこで、本記事では実際に1年以上テレワークを体験した私が生産性をあげる方法を紹介します。
テレワークで生産性が落ちる理由

テレワークで生産性が落ちる理由を分析しました。理由は以下の2点です。
- 自宅テレワーク環境が悪い
- 外的刺激がない
自宅テレワーク環境が悪い

会社と自宅でもっとも違うのは働く環境です。例えば、仕事用のデスク、椅子、ディスプレイ、周囲のノイズなどです。
たまになら、多少悪い環境でも我慢できますが、長くなるときついです。
特に、机や椅子がよくないと長時間働く際は体にダメージがきます。

私も肩こりと首の痛みに悩みました、、、
家族がいる方の場合はより環境の影響を受けます。奥さんもテレワークであれば、お互いの作業場所の確保に困ったり、相手の会議の音が気になります。
お子さんのいる方はさらに大変でしょう。
外的刺激がない

おそらくこれが生産性を落とす一番大きい理由ではないでしょうか。
人間は意思の弱い生き物です。自分の意識(内部からの刺激)のみで、モチベーションを保つことは難しいです。さたに、長期にわたって強い意思を保ち続けることは難しいです。
「仕事をやるぞ!」という意思が弱まると、他の誘惑に負けやすくなります。ただでさえ、自宅は会社と比べて誘惑が多く、それらの誘惑を振り払うのに強い意思が必要です。
一方で、会社にいる場合は上司や同僚という自分の外側から様々な刺激を受けます。これは監視のようなマイナスなプレッシャーだけではありません。集中して仕事をこなす同僚を見ると「自分も頑張るぞ!」というプラスの刺激もあります。
このように自分の外側から刺激を受けてやる気をだすということがテレワークでは難しいです。
テレワークの生産性を向上する方法

テレワークの生産性をあげるには、自分の内側ではなく、外側をうまく整える必要があります。
いくつか方法をまとめました。
- 時間制約を設ける
- 常に誰かと通話状態にする
- 仕事をしない時間を設ける
- 自宅でやらない
時間制約を設ける

単純ですが効果は確実な方法です。
どうやるかというと、タスクを消化するのに時間制約を設けます。時間制約は生産性をあげるのに有効な方法で、ポモドーロテクニックと呼ばれるもので体系化されています。
ポモドーロテクニックでは、25分間作業を行い5分間休憩するのを繰り返します。
3回ほど繰り返したら長めの休憩を取るようにします。
ポイントは1タスクが25分間で終わるように細分化することです。
人間はゴールが明確かつ短期間でゴールに到達できることに関しては集中しやすいです。
例えば、大量の資料を渡されて1ヶ月で読んでと言われるより、25分で10ページまで読んでと言われたほうがやる気が出ませんか?
ポモドーロ自体は単純ですが、意外と難しいのがタスクの分割です。
25分で区切りがつくまでタスクを詳細化できてる人はあまりいないです。これができてるということはゴールまでの道のりがかなりはっきりしています。
ポモドーロ でタスク細分化を行うコツはタスクと直接関係ないことも考慮することです。
例えば、タスクの完了までの道筋が曖昧なら、まずは道筋を明らかにするというタスクを行います。つまりタスクの細分化のためのタスクを行うということです。
こうすることで、タスクの何が不明確なのかわかるようになります。
常に誰かと通話状態にする

テレワークで人の目がなくなり集中できないならば、人の目を作ってしまおうということです。
あなたと同じように集中できないと感じる同僚は絶対にいます。そういった方とお互いの監視の意味も込めて常に通話状態またはビデオ通話にします。
これはかなり効果があります。
監視によってダラけないこと以外にも、休憩中に在宅勤務の悩みなどを話すことで、すごく気持ちが楽になります。
この方法のポイントは小さく始めることです。
いきなり複数人とやったり、あまり仲良くない人や上司とやるのではなく、気心のしれた同期と1対1で始めるのがおすすめです。
仕事をしない時間を設ける

思い切って仕事をしない時間を決めます。
上で紹介したポモドーロ でも休憩が組み込まれていますが、メリハリをつけるというのが集中する上で非常に大事です。
会社にいるときも、一切休憩せずに仕事をすることは稀ですよね。自宅で仕事をする際も一緒です。
ちなみに休憩中のおすすめは「布団で横になる」と「散歩」です。特に散歩がかなり気分がスッキリして休憩後に集中できます。
自宅でやらない
自宅でどうしても集中できない時の最終手段です。
カフェや図書館など、場所を変えたほうが絶対に集中できます。
(外出自粛中は無理ですが、、、)
自宅はどう考えても無駄な誘惑が多すぎます。精神力で誘惑に打ち勝てれば良いですが、物理的に切り離したほうが確実です。
まとめ
本記事では、テレワーク、特に自宅で仕事をする際に生産性が落ちる理由と生産性を向上する方法を紹介しました。
在宅勤務は通勤しなくて良いなどメリットがたくさんあります。会社側に在宅にすると生産性が下がると思われないように、キッチリ成果を出していきましょう!